点群・3DGS
DXハイスクール
未来の学びをつくる|第2回 相模原城山高校とつくるDXハイスクールの“次のステップ”
DXハイスクール構想を掲げてから、最初に具体的な一歩を踏み出したのが相模原城山高校でした。
私自身が相模原で生まれ育ったこともあり、地域の教育関係者とのご縁から相模原城山高校とお話しする機会が生まれました。
相模原城山高校はICT教育に積極的に取り組み、DXハイスクール採択校として新しい学びに挑戦している学校です。
先生方と対話を重ねる中で、学校が抱えていた課題や、次のステップに進みたいという思いが少しずつ見えてきて、企画は自然と形になっていきました。
第2回では、相模原城山高校との出会いから、授業の骨格が形になるまでのプロセスをお伝えします。
相模原城山高校との出会い
ご縁から始まった最初の一歩

相模原城山高校との出会いは、DXハイスクール構想の中でも特別な意味を持つものでした。
私自身が相模原出身であることもあり、地域の教育関係者とのつながりから、本校の先生方とお話しする機会が生まれました。
相模原城山高校は、もともと情報活用能力の育成に力を入れており、DXハイスクール採択校として新しい学びに積極的に取り組んでいる学校です。
初年度の補助金ではハード整備を中心に進め、VRゴーグルやドローンをすでに所有していました。
また、PC部の活動も活発で、Unityとの連携も可能な環境が整っており、当社が扱う3DGSとの相性は非常に良いものでした。
学校紹介(公式サイト):https://www.pen-kanagawa.ed.jp/s-shiroyama-h/index.html
現場が抱えていた“次のステップ”への課題感
ICT機器は揃っているものの、 「生徒が主体的に使う学習体験をどうつくるか」 という点に課題を感じていると先生方は話していました。
VRやドローンはある。 ICT授業も進んでいる。 しかし、それらを“授業として体系化する”には、まだハードルがある。
さらに先生方が口にされていたのは、 国としてのDXハイスクール事業がいつまで継続するかは見通しが立たない という不安でした。
だからこそ、今年度だけで終わる単発の取り組みではなく、 翌年度以降も使い続けられる「継続的なコンテンツ」がほしい という強いニーズがありました。
DXハイスクール2年目として、 「次のステップに進みたい」 そして 「今期だけで終わらせない、学校の資産になる教材がほしい」 という想いが伝わってきました。
この課題感が、後の企画の方向性を大きく形づくることになりました。
学校側の大きな要望
企画を決める3つの条件
相模原城山高校との打合せで明確に示された要望は、次の3つでした。
- 多くの授業コマは取れないので、1〜2コマで完結したい
既存科目で時間割が埋まっているため、新規授業に多くのコマを割くことは難しい。
そのため、短時間で「講義+簡単な体験」ができる授業構成が必須でした。
- 一回で終わりではなく、継続的に使えるコンテンツがほしい
単発イベントではなく、翌年度以降も使える“学校の資産”になる教材を希望。
探究・情報科・部活動など、複数の場面で使えることが重要でした。
- 予算が限られているため、サブスクではなく買い切り教材がベター
教育予算は年度ごとに制約があり、継続課金型の教材は導入しづらい。
そのため、買い切りで納品できる教材が望まれていました。
この3つの要望が、企画の方向性を決定づける“設計条件”となりました。
要望と3DGSのフィット
決め手となったポイント
学校の要望を踏まえたとき、3DGSは非常に相性が良いものでした。
・ 1〜2コマで完結できる授業設計が可能
・ 学校のデジタル空間は継続利用できる資産になる
・ 買い切りでデータ納品できるため予算条件に合う
・ PC部が活発で、Unityとの連携により部活動での発展利用が可能
「授業」「探究」「部活」すべてに広がる可能性がある教材として、3DGSは学校のニーズにぴったりでした。
撮影準備と学校との連携
企画が固まった後は、校内撮影の準備へと進みました。 撮影は当社と資本提携を行っているクモノスコーポレーションが実施します。

校内動線の確認、撮影範囲の確定、校務との調整、当日の段取り など
ここから先は、第3回の記事で詳しくお伝えする予定です。





“継続する教材”という答えにたどり着くまで
相模原城山高校との取り組みは、
「ICT機器が揃っているのに、学習体験として活かしきれない」
という学校のリアルな課題から始まりました。
そして、
DXハイスクール事業がいつまで続くかわからない中で、単発で終わらない“継続的な教材”をつくりたい。
その思いに応える形で、
学校の空間そのものを教材化する3DGS という方向性が生まれました。
第3回では、実際の撮影の様子や、データがどのように教材として形になっていくのかをお伝えします。