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BIM導入支援

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一社の挑戦が、
BIM Labの原点になった。

グループ会社である⾧谷川建築企画へのBIM導入支援。
その一社の挑戦こそが、BIM Labの原点でした。
設計者が実務でBIMをどう活かせるのかを模索しながら、研修・個別支援・実案件での活用へと歩みを進めていく中で、私たちは“BIMを導入すること”の難しさと可能性の両方を学びました。

集団研修から始まった導入支援

※⾧谷川建築企画についてはこちら

BIM導入支援は、まず設計部門全員を対象とした週1回の集団研修から始まりました。
BIMの基本操作や概念を共有し、社内全体で共通の土台をつくることを目的とした取り組みです。
しかし、研修を重ねる中で、次第に参加者の習熟度に差が生まれ始めました。
特に、設計者が最も関心を寄せていたのは、「自分の担当している実案件で、BIMをどう活かせるのか」という点でした。
全体研修の形式では、こうした個別のニーズに十分応えることが難しいと判断し、BIM Labは次のステップとして個別研修へと切り替えました。

BIM 導入の難しさと向き合う

BIM導入は、ソフトを覚えるだけでは前に進みません。
設計プロセスそのものを“情報を扱う前提”へと切り替える必要があり、そこに大きなハードルが存在します。
さらに受講者は、本業の設計業務を進めながら新しいツールの習得にも取り組まなければならず、実務で使いこなせるようになるまでの一定期間は、どうしても負担が大きくなります。
使えるようになれば便利になることは理解していても、習得に至るまでの道のりは⾧く感じられることが多くありました。

3つの大きな壁

  • 本業が多忙で、習得のための時間が確保しづらい
  • CADでも業務が進むため、BIMの必要性を感じにくい
  • 協力会社がCAD中心で、CADとBIMの連携に課題がある

導入の壁をどう超えたか

BIMLabが選んだのは、全体研修から個別支援へのシフトでした。
設計者ごとに業務内容も習熟度も異なるため、実務に寄り添ったサポートが不可欠だったからです。さらに、習熟度だけでなく、BIMへの向き合い方にも差が生まれてきたため、全員を対象とするのではなく、前向きに取り組むメンバーに対象を絞る方針へと切り替えました。
その結果、対象者のニーズに合わせた、より実践的な支援を進めることができました。個別研修では、担当している実案件を題材に、「どの工程でBIMを使うと効果が出るのか」「どの情報をモデルに持たせるべきか」といった、現場に直結するテーマを中心に支援を行いました。また、短時間でも学習を積み重ねられるよう、小さな成功体験をつくることを重視しました。パース作成や求積図など、成果が見えやすい業務から取り組むことで、「BIMは便利だ」という実感が生まれ、習得へのモチベーションが高まっていきました。

BIM 研修の展開ステップ

  1. 01 全体研修

    内容
    BIMの基本操作や概念の共有 社内全体での共通の土台つくり
    課題
    次第に生まれた習熟度の差 案件ごとにBIMの活用目的が異なる
  2. 02 個別研修

    内容
    習熟度に応じたBIM研修の実施 現場の目的に直結するBIM活用研修
    課題
    BIMへの関心度・姿勢の差 進度や学習内容が分散しやすい
  3. 03 対象を限定した研修

    内容
    ニーズに即した実践的な内容 実案件を用いたBIMの効果検証

    得られた成果!

    • 意欲の高い受講者が短期間でスキルを習得
    • 実務に直結するBIM活用力が身につく
    • 個別課題が明確になり、改善が進む
    • 社内のBIM推進役となる人材が育つ

導入支援から、継続的な活用支援へ

前向きなメンバーが実案件で成果を出し始めたことで、
「BIMは業務に役立つ」という実感が社内に広がっていきました。
パース作成や求積図など、成果が見えやすい業務で成功体験が増えたことにより、
BIMを使うメリットが具体的に理解され、活用の場面も徐々に拡大しました。
こうした小さな成功の積み重ねが社内の意識変化につながり、
継続的な支援を通じてBIMLab自身の知見も深まり、
双方にとって良い循環が生まれています。

導入支援がつないだ、新しい取り組みの輪

導入支援がつないだ、新しい取り組みの輪

導入支援で得られた知見や成功体験は、社内にとどまらず、グループ全体へと広がる新たな取り組みにつながっていきました。
他のグループ会社に向けて、BIMを体験できるワークショップや子ども向けのお仕事体験プログラムを実施。
BIMを「難しい技術」ではなく、「未来のものづくりを体験できるツール」として身近に感じてもらう機会をつくりました。
さらに、この取り組みをきっかけに、大学生のアルバイト採用へと発展。
BIMに興味を持った若い世代が実際の業務に触れ、学びながら働ける環境づくりにもつながっています。
導入支援で生まれた小さな成功が、グループ内の教育・採用・人材育成へと広がり、
BIMLabの活動は“導入支援”の枠を超えて価値を生み出し続けています。

Get ready and do a good job!!

いい仕事をして、いい仕事をしよう!